椎間板ヘルニアを持病に持っています。
もともと腰痛持ちで、ギックリ腰なんかも20代の頃に経験しましたが、2010年(当時32歳)の時に椎間板ヘルニアを発症しました。椎間板ヘルニア体験記は後ほど書き綴っていきますが、まずは椎間板ヘルニアとはどんな病気ってのを書き綴ります。
代表的なヘルニアは3種類
ヘルニアって言葉はよく聞くと思いますが、ヘルニアって言葉は「飛び出した」と言う意味なので正確には「ヘルニア」という言葉の前に飛び出した部位が付属します。
代表的な飛び出した部位は3種類で、頸椎ヘルニア・椎間板ヘルニア・鼠径ヘルニアになります。頸椎(けいつい)は首、椎間板(ついかんばん)は腰、鼠径(そけい)は脱腸です。
で、僕は椎間板ヘルニアです。
椎間板とは背骨(脊椎)の間と間にあるクッション部分です。年齢が若いうちはすごくやわらかく柔軟らいしいのですが、年齢を重ねるうちに硬くなり、摩耗し、重力に負け正しい位置から飛び出してしまうのです。それが、椎間板ヘルニアです。
椎間板ヘルニアは鬼の痛み
椎間板ヘルニアの痛みの仕組みを病院で聞いた限りで解説。
上の図の青い部分とその周りまでが椎間板です。それが通常は丸いのですが、図のようにハミ出るのが椎間板ヘルニアです。ハミ出て圧迫してるオレンジの部分が神経で、それが激痛の原因です。
椎間板ヘルニアの痛みの症状は、椎間板がハミ出た方向で決まります。図のように左下なら左下肢、右下なら右下肢に痛みが出ます。なので腰痛はほとんどなく、臀部からつま先にかけて痛みや痺れがでます。※椎間板が真後ろに飛び出した場合は腰に痛みが出るそうですが、統計的に少ないらしいです。
とにかく椎間板ヘルニアは症状の度合いにもよりますが、ケタを超えた激痛です…。
椎間板ヘルニアになる原因とは
これも人それぞれで原因は多岐にわたると思いますが、主な原因は以下があげられます。
- スポーツによる酷使
- 姿勢による椎間板の酷使
- 座り過ぎによる圧迫酷使
- 肥満 等々
などが主な原因と言われています。さらに遺伝による発症もあるそうで、親などに椎間板ヘルニアの人がいれば発症する確率も上がるそうです。
僕の場合の発症原因はスポーツによる酷使・姿勢による椎間板の酷使・座り過ぎによる圧迫酷使・肥満・遺伝と適応項目が多くなるべくして発症したような状態でした。発症したことにより闘病・回復を経て自分の腰と向き合う人生が始まったのです。