コメディー映画なのに軽く泣ける映画、『ジャッジ!』:★★★★★
爆笑が止まらない、傑作コメディ作品。
とにかく、連続的に笑いが散りばめらていて痛快な作品でした。妻夫木聡は『悪人』ような影のある役も良いですが、三枚目役がやっぱりハマるのだなと再確認。加えて、豊川悦司のスカしたプロデューサー役も適役、鈴木京香のプライドが高いがモロい所もあるキャリアウーマンも適役。とにかくキャストの配役が絶妙でした。
ワンポイントながら豪華な脇役達。
ワンポイントなカメオ出演ながら、圧倒的な存在感を示す脇役達が素晴らしかった。あれっ、こんな所にこんな豪華な出演!なんて感じで笑えます。しかも、その出演の仕方に嫌味感が無いので、なお良いです。
リリー・フランンキーの役の幅が広すぎる。
今回は窓際サラリーマン役。『凶悪』の時のようなサイコな役から、『そして父になる』のような優しい父親役まで、本当に幅が広いと痛感。でもやっぱり、この作品のような力が抜けきってるけど、やる時はヤルって感じの役が一番ハマりますね。
サカナクションの主題歌が作品にハマる。
サカナクションの主題歌『アイデンティティ』が作品にピッタリハマってました。ラストシーンから『アイデンティティ』への流れなんか、相当にスカッとした気持で観終えれます。
結局、北川景子がカワいすぎる件
なんでしょうか、このカワいさは。。この作品をきっかけに北川景子にど度ハマり中です、ツンデレ感がドンぴしゃりだったもので。。
総じて、この作品は見て損なしの爆笑感動コメディ作品でした。
大手広告代理店に入社して間もない太田喜一郎(妻夫木聡)は、審査員として参加予定の世界一のテレビCMを決定する広告祭に向かう。夜ごと開催されるパーティーには同伴者がいなければならないことから、同じ職場の大田ひかり(北川景子)も妻として一緒に行くことに。さまざまな国から集結したクリエイターたちが自分の会社のCMをグランプリにしようと奔走する中、太田もひかりと共に奮闘する。(