筋肉だけじゃないジェイソン・ステイサムの哀愁を堪能できた作品『ハミングバード』

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元々兵士だったジェイソン・ステイサムが、戦地で負った心の傷に苦悩しながらロンドンでホームレスとして暮らしていましたが、唯一心を開いていたホームレス少女の誘拐を気に裏社会に身をそめながら、過去からの脱却・復讐への道に進んでいくストーリーです。 ※ハミングバードは無人偵察機の名称の事です。

 

ジェイソン・ステイサムのホームレスロン毛が悲しすぎる。

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とにかく悲しすぎました、その落ち武者っぷりに心が痛みました。『ロード・オブ・ザリング』のゴラムかと思ってしまうさびしい状況。でも立ち直ろうと心に決めた時にバリカンを入れるシーンは良かったです。

 

ジェイソン・ステイサムが車に乗ると、暴走しない事に違和感を覚える。

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もうこの人はスーツを着て、ハンドルを握ったら華麗に暴走しないと違和感を覚えるほど、『トランスポーター』のイメージが刷り込まれていますね。今回は華麗にベンツを乗り回しますが、暴走はしません。いたって通常運転です。少し寂しい感じがしました。

 

もう少し戦地と家族についての詳細情報が欲しかった。

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戦地にて負った心の傷に苦しむストーリーなのですが、戦地でのシーンがとても断片的でもう少し深めに内容が欲しかった印象です。また、娘はいて離れて暮らしているんだけども登場は少なく、妻なのか妻じゃないのか元妻なのか、かなり曖昧な人が出てきたりします。サイドストーリーにもう少し含みが欲しかった印象が残りました。

 

まとめ

筋肉やアクションに注目する作品が多い、ジェイソン・ステイサム主演作品ですが、今回は筋肉やアクションに加え過去の罪に苦悩する様や哀愁漂うハゲメンを堪能する事が出来ました。

 

 

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