「犬神家の一族」1976年度版をHuluで鑑賞した感想。おどろおどろしくて良いです。

20160913-10 映画・ドラマ
20160913-10

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たまに昭和の映画作品を無性に観たくなる時があります。そんな時はHuluでダーッと観たい作品を検索。今回、目にとまったのが「犬神家の一族」1976年度版でした。この作品の金田一耕助役は石坂浩二です。個人的に歴代の金田一耕助の中では古谷一行よりも石坂浩二が好きかもしれません。

1976年度版「犬神家の一族」のヒロイン役?珠世さんは島田陽子。2006年度版では松嶋菜々子が演じています。そして犬神家の一族と言えばスケキヨ(佐清)、白マスクのスケキヨです。あの黒頭巾を脱ぐと白マスクのスケキヨが登場するシーンは名シーンです。あとは、池で逆さまで足だけ出ているシーンが有名です。

 

現代ではこのストーリーには無理がある

横溝正史シリーズに限らず昭和のサスペンス作品には謎解きに無理があります。突っ込みどころが満載です。現代のDNA鑑定って本当にスゴイの一言です。ただそのアナログ感が良いんですよね、人間模様が出るというか。人の知恵を振り絞ってる感じを楽しめます。

 

昭和の作品には妙な恐ろしさがる

昭和の作品、特にサスペンスやホラー物には独特の恐ろしさがあって良いです。CGがまだ無いので人力による恐怖のあおりが実に怖いです。たまに顔芸かって言うぐらい強烈な表情を作る人もいます。金田一耕助シリーズは特に昭和のおどろおどろしい表現が多く、現代作品では味わえない背筋に響く怖さがあります。

たまに、古い作品を楽しむのも良いものです。

 

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