あきらめなければチャンスは巡ってくると思える作品、『ワンチャンス』
ポール・ポッツの半生を描いた作品、『ワンチャンス』を観ました。
ポール・ポッツと言えばイギリスのオーディション番組で彗星の如く現れた一人。その後スーザン・ボイルが現れると少し影をひそめましたが。。そのポール・ポッツがオーディションに出るまでの紆余曲折の半生を描いています。
YouTubeでポール・ポッツのオーディションでの感動シーンは何度も見ていて、ただ歌が好きなイケてないオジサンが突然出てきたものだと思っていましたが、そうではなく世界的なオペラ学校に通い学んだ後に挫折したが、あきらめきれずに出場したオーディション番組(ブリテンズ・ゴット・タレント)で脚光を浴びる事になったのだと知りました。
あきなめなければチャンスは巡ってくる。
映画のタイトル通り、ポール・ポッツにとっては最後の『ワンチャンス』だったのです。ですが、ポール・ポッツはそのチャンスを得るために日頃から準備をしあきらめなかったかったから巡ってきた『ワンチャンス』だったんですね。歌う事が好きだからあきらめきれなかったという点もあるんですが、それでも力を分散せず一つの事に力を注ぎ続ける姿勢に感銘出来る良作でした。
信じてくれるパートナーの存在は絶大。
そんなポッツでも心が折れそうな時は何度もあったのですが、それを支えてくれたジュルズ(最初は恋人、後に妻)の存在が非常に大きかった。支えになってくれるというよりは、どんな状況でも才能を認め信じてくれるという点が非常に大きかったと思います。ジュルズ役のアレクサンドラ・ローチが実に可愛かったという点もこの作品のポイントかもしれません。