劇団ひとりは、やはり天才だ。『晴天の霹靂』:★★★★★

20140601-01

『晴天の霹靂』を鑑賞しました。

まず、大泉洋の『水曜どうでしょう』フリークで、柴咲コウのハーゲンダッツのCMに心を奪われていて、劇団ひとりのゴッドタン好きとしてはなんとも素晴らしいキャスト。その上ストーリーも、笑いと感動が良いバランスで芸人監督作品の中でも極めて良作だと思います。

 

人生の悲哀表現が素晴らしい。

これは好みの問題ですが、人生は不条理で上手くいかない事の方が多いわけで、その悲哀表現が素晴らしかったです。その表現をしている主演の大泉洋の演技が心に響きました。普通に生きる事がいかに素晴しく、また難しいことなのかミドルエイジ世代には考えさせられるストーリでした。

 

結局のところ、劇団ひとりは天才だ。

さほど年齢の変わらない、劇団ひとりのこの多才ぶりには頭が下がります。ただ、ゴッドタンを見過ぎているのか、劇団ひとりの演技にはキス我慢の時の演技やマジウタの時の阿藤快が思い浮かんできてしまい、少し笑いが込み上げていくるというか、微妙な違和感を感じてしまいました。

とりあえず次回作に期待してしまう劇団ひとり初監督作品でした。

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