ドラマ「民王」で菅田将暉が好きなったので、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した「共喰い」を観ました。

20150921-01 映画・ドラマ

「民王」で好きになった菅田将暉、どこか昭和の香りがするので共感できるのでしょうか。そこで日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した主演作「共喰い」を鑑賞しました。

 

重苦しい血の物語。

時代背景は昭和から平成に移り変わるぐらいの山口県下関での物語。どうしよもない性癖がある親父(光石研)の血を引く子を演じている菅田将暉。自分も親父と同じなんだろうかと葛藤する日々を淡々と描いてありました。親父とは自分は違うと反発しながらも、やはり親父の血を引いていることで自分も親父と同じ人間なのではないかと葛藤する日々。親父(光石研)の腐った人間性の表現が重く心に残る作品でした。

 

昭和の人間臭い感じ。

昭和生まれの自分としては、どこか感じることの出来る懐かしい人間臭さ。現代のようにライトな人間のつながりでは無く、エネルギッシュな人間的なつながり。そんな郷愁な気持ちにもなれた映画で、やっぱりこのような重苦しい映画が嫌いではないと感じれた作品でした。

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