ワイルド・スピード1が公開されたのが大学の時。
ワイルド・スピード1を公開され初めて見たのが大学の時だった。最初のころのワイルド・スピードの内容は、現在の内容に比べるともう少しカー・アクションが中心で単純にアメリカの走り屋色の強いものだった。が、回を重ねるごとにアクションやストーリも濃くなり、キャラクターも際立ってきて今作品が7作目となる名シリーズとなった。そんな名シリーズの7作目のクランクアップ前に不慮の事故で亡くなったポール・ウォーカー。これで、このシリーズが観れなくなると思うと、今回の鑑賞は非常に思い出の残るものになりました。
ポールへの愛が詰まった作品。
ストーリーは回を増すごとに壮大かつ、ありえないだろうと思うようなアクションが増えてダイ・ハードを感じるような仕上がりになってましたが、手に汗握るとても良い作品でした。上映時間も150分と長めで、本当なら2作分なのかと思うようなてんこ盛り状態でしたが、長さを感じることも無くポールの最後の勇姿を目に焼き付けることが出来ました。作品の端々に出演者のポールへの愛情を感じる編集に感動する150分でした。
とにかく、ラストシーン。
涙なくしては観れないような、ラストシーンが秀逸でした。あらかじめ撮っていたのか、CGなどを使ったのか不明ですが素晴らしいラストシーン。ポールは映画の中で生き続けるんだなと感じた、ラストシーンでした。